くまちゃんのQOL向上委員会

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乳幼児のアトピー性皮膚炎治療(卵アレルギー)

こんにちは🐻☕

 

さて、今回は、生まれてから現在1歳半の我が子のアトピー性皮膚炎について記していきたいと思います。

 

母親である私も産まれつきアトピー性皮膚炎を患っております。

アトピー性皮膚炎は、遺伝要素が強いといわれています。

我が子を出産した病院で生後1か月検診の時に乳児湿疹が強くでていたので

顔に塗れる弱い(WEAK)タイプのステロイド剤が処方されました。

自身が皮膚科でステロイド剤を処方されて使用したことがあったので、ステロイド剤を生後1か月の赤ちゃんに使用することに当時は抵抗があり、結局0歳3か月になる頃

まで使用せず保湿クリームで様子をみていました。

そして、0歳3か月を経過した頃に受診した近くの小児科で

ステロイド剤は上手に付き合えば怖くなく、湿疹がひどいうちはたっぷりと塗り、

湿疹がマシになってもすぐに止めるのではなく、徐々に減らしていく」のだという指導を受け、治療が遅れたことを反省しました。

離乳食は順調にすすんでいましたが、1歳を経過した頃、炒り卵を与えて1時間以内に下痢をおこし、卵アレルギーの疑いがあったので、より専門性の高いアレルギークリニックを受診しました。

先ずは、ステロイド剤により身体の湿疹をきれいにしてから後日

【皮膚プリックテスト】を行いました。皮膚プリックテストとは、腕に針で小さな傷をつけてアレルギーの新薬を垂らし、15分後に様子をみるテストです。

我が子は、蚊にさされたようにぷくっと膨らみ「卵アレルギー陽性」と判定され

卵の完全除去生活が始まりました。

1歳3か月の頃には、血液検査(lgE抗体)を行いました。

結果、卵白がクラス3・【オボムコイドがクラス2】であった為

20分以上よく加熱したゆで卵の黄身から少しずつ食べさせてみましょうと言われ

【週2~3の頻度で1日1回】1歳から使用できるケチャップソースで味付けし

ご飯と混ぜて与えました。

暫く黄身のみを与えて、問題が無かったので次のステップとしては

ゆで卵【白身5g+黄身1個】を同じように1歳半を経過するまで与えていました。

 

1歳半を経過し【食物負荷試験】を行うことになりました。

クリニック側から事前に説明を受けてはいましたが、拘束時間が長く

朝一にクリニックに到着し、帰宅はお昼過ぎ。午前中いっぱいの約3時間クリニックで過ごしました。

先ず、診察室で診察を受け、持参したご飯(ゆで卵丸々1個+野菜混ぜ合わせご飯+ご褒美のバナナ)をクリニックに預けて、ゆで卵3分の1が含まれている混ぜ合わせご飯を用意してもらい試験を開始しました。

試験といっても、診察室の中で医師の前で食べすすめるわけではなく、プライベート性のある机椅子が用意され、外食のように食べられることができました。

クリニックに来るといつも泣いている我が子ですが、今回は好きなご飯やバナナを院内で食べられたこともあり、食後待っている間は比較的機嫌は良好でした。

食後、約2時間ほどの間に看護師の方が何度も皮膚等に異変は無いかどうか様子をみてもらいました。

我が子の場合は、異変がみられなかった為、次回からは

20分加熱したゆで卵【白身15g+黄身1個】を与える様指示を受けました。

主治医曰く、「美味しそうに食べられている姿はとても大切」だそうです。

 

大変駆け足でしたが、やはり、治療を早く開始することの大切さを今でも痛感しています。

アトピー性皮膚炎の子は、一に保湿・二に保湿なのでこの季節は乾燥に気を付けて治療を続けていこうと思います。

 

※食物負荷試験で持参したバナナは、事前にクリニック側に確認し許可をもらいました。アレルギークリニック院内には、様々なアレルギーがある子がおられる為、飲食の持参にはご注意下さい。